*「人は”暗示”で9割動く!」の本の紹介*(前半)

今日は、人は「暗示」で9割動く!の本の紹介について書こうと思います。

去年の冬から、リーダーという立場になって人を動かすことに毎日悩まされていました。色々な本を読む中、この本が今の私にとって一番すぐに実行できる内容だと思い記憶に残すためにブログに書くことになりました。

 

この本は1章~4章まであり、その中の2章のぶつからずに意見を通す”厳選テク“と4章の困難な相手と渡り合える”極上テク”を紹介したいと思います。

まず、初めに人との会話の中で「今日はムシムシするからやる気でないね」とかマイナスな感情を人にわざわざ伝える人を見たことはないでしょうか?

こういったマイナスの感情は人を疲れさせるということになってしまうそうです。

また、物事にはポジティブなものとネガティブなもの両面があるのですが、人に伝えるときには、ポジティブな物言いの方が好まれるという原則があるそうです。

インディアナ大学のポール・エールは、4人~6人グループを作らせある商品のパソコンについて話し合わせ、ポジティブな発言をする人と、ネガティブな発言をする人が、それぞれどれくらい好かれるのかを比較したことがあります。

結果、「このパソコンはとても使いやすくて全然、問題ないんですよ」とポジティブに発言する場合と、同じ人物が「このパソコン使いにくくて、問題だらけなんですよ」とネガティブに発言する場合とで、どちらが好かれるのか調べたところ、ネガティブな発言が他人から煙たがれることになったそうです。

つまり、賛同してほしいときはポジティブに話すことが良いそうです!

 

次に紹介したいのは、上手に反論するためのテクニックです!

上司や先輩に、反論したいけど結局伝えきれずそのままの意見で跳ね返されることはないですか?

私はたくさんあります。遠まわしに言おうとしてもかえって、変な伝わり方になり言いたいことが言えなくなっていることが多々あります。

そこで、上手に意見を通すためにもまず反論をしないとだめです。

しかし、そのままのストレートに言ってしまうと嫌われたり、断ち切られたりします。

そうならないための反論方法としては、「質問形式」で、自分が不賛成であることを匂わせるテクニックが存在します。

例えば、「おっしゃることは了解しました。ところで、いくつか質問してよろしいでしょか?」といい、そのあと「この点は、こう考えてよろしいのでしょうか?」と質問しているそぶりで、さりげなく自分の意見を主張する作戦があります。

このように、質問という形で自分なりの反対意見を混ぜ込んでいくと相手にも不愉快にならないし気づかれにくいのです。

上手に質問しながら、不賛成であることを伝える!

そして前半の最後に紹介するのは、「反論しているのがバレない言い方」を説明します。

私たちは、口答えされるのが好きではない。せっかく意見を述べたのに、目の前のひとに反論されたりすると、誰でもムカつきます。相手は意見に反対しているだけなのに、相手は自分のすべてが拒絶されてしまったように感じるのです。

もし相手の主張に対して反論したいのなら、やんわりとやるのがポイントです!

例えば、上司がどうみても成功の見込みがないプロジェクトを企画したとします。当然、無理なのであなたは反論したいです。こんな時に便利なのが少し様子をみませんか?」という言葉です。この言葉は反論をしているように感じさせないのです。

「なるほど、おっしゃってることはよく理解できました。~という企画ですね!...う~ん、ですが、今は少しだけ様子を見てみませんか?」

このように、反論しているが相手には提案をするという形に持っていければいいのです。

また、「もう少し調べましょう」「もう少し待ちましょう」「もう少し突っ込んだ議論をしてから結論をだしましょう」などと先延ばしにすれば、相手も最初の発言を引っ込めてくれる可能性もでてきます。

 

いかかでしたか?

この本の紹介は、1部にすぎませんがこれだけでも「暗示」を使った人を動かすテクニックが使えます!

みなさんも、人を動かす立場になればこういったテクニックが役に立つと思います!

最後まで読んでいただきありがとう、ございました!

では、後編もブログにあげます!